園庭をぐるりと囲む木々や草花の身近な四季の変化を感じながら虫を見つけたり、思いきり駆け回っておにごっこを楽しんだり、友だちと一緒にいろいろな遊びに挑戦したり競い合ったりしながら、心と体がのびやかに調和しながら育っていきます。
教師たちは、子ども達が笑ったり泣いたり自分を素直に表現する姿を見守りつつ、友だちの輪の中でお互いを大切に思い合う心が育つように援助します。
カイコの飼育春になると、前年度の蚕蛾が生んだケシ粒ほどの卵を孵化させて、飼育しています。繭からの真綿づくりをする前に、子ども達と何度も話し合いを重ね、生命について考える体験をしています。
毎年、土作りと畑作りから始まる野菜の栽培は、子ども達みんなで生長を楽しみに観察し、収穫して料理します。都会の子ども達だからこそ、身近な自然に十分にふれて、自然の不思議さや生命のサイクルに気づくようにと願っています。
一人ひとりの子どもが、好きなことや、得意なことをみつけ、自分らしさを十分に発揮してのびていけるように、いろいろな遊びを通して学ぶ環境を用意しています。友だちと自由にイメージを広げて遊ぶさまざまなごっこ遊びはもちろん、多様な素材や道具を使って工夫して作ったり、楽器の音を楽しみ音楽に合わせて踊ったり…。
また、伝承文化の一つであるわらべうたを日々楽しんだり、季節の伝統行事を体験しながらそこにこめられた先人の思いにふれることも大切にしています。
週1回専門講師による体操指導では、跳び箱、ボール遊びや縄とびなど、
年齢に合わせた運動遊びをしながら、丈夫な体づくりに努めています。詳しくはコチラ
英語を母国語とする講師による毎週1回の英語指導では、日常のあいさつや身の回りの物の名前を英語で学んだり、楽しく歌ったりしています。年中組後期より、ジョリー.フォニックスを取り入れたレッスンを開始します。詳しくはコチラ
図書館の先生を招き、特別なお話会で、世界の昔話などを楽しみます。
楽しくゲームをしながら友だちと考えたり、数えたり、文字の読み書きにも親しんでいきます。
詳しくはコチラ
ふだんから、教師も子ども達と一緒にいろいろなことを話し合い、わからないことは調べたりして、みんなで考え対話する時間を大切にしています。互いの良さを認め合い、たてわりの‘虹のグループ’で異年齢の友だちと親しくかかわり合い、当番活動を通して、ともに助け合い協力し合うことを学びます。
よい言葉遣いを心がけ、みんなが気持よくくらすためにどうしたらよいかを考えて話し合い、社会のきまりの大切さにも気づいていきます。
長く読み継がれてきた良質な絵本や昔話は、読むひとの心に深く根を下ろし、生きる力を支えてくれます。
幼い時にじっくりとお話の世界に親しむことで、想像力が広がり考える力の土台が作られていきます。
子ども達は、毎日の‘お話の時間’をとても楽しみにし、表現遊びや劇遊びへと発展させながら、自分なりに工夫して表現する喜びを味わっています。