愛心幼稚園からのお知らせ

2024.07.30 園のようす

園の小さな仲間たち④「蚕さん、ありがとう」

皆で育てた蚕が89頭の繭になりました。繭を茹でて糸を取るのか、蛾にして卵を産んでもらうのか、子ども達と考えました。

年長組の’子ども会議’では虫に詳しい男の子がリーダーとなり、皆で意見を出し合いました。「茹でて蚕さんの命を奪うのは可哀そう・・・」「でも糸も取ってみたい」「全部は茹でたくない」何度も話し合いを重ね、年中組は10頭、年長組は2頭だけ茹でて糸を取ることになりました。

茹でる前に繭の中の蛹の状態を調べます。

繭を茹でているところはみんなで見守りました。とても真剣な表情で見ています。

いよいよ糸取りです。貴重な命をいただいたので、丁寧に糸を引き巻いていきます。だんだん糸が取れて中から蛹の姿が見えてくると「蚕さん、ありがとう、ごめんね」

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